新年度研修15〜16日目
15日目
科目 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
講師 宮澤 みどり
16日目
科目 介護に関するからだのしくみの基礎的理解介護の基本的な考え方
講師 大石 ひとみ
今回は宮田の「わが家」さんより講師いただきました。
大石さんは長野県宅老所GH連絡会の副理事長です。
より介護の具体的な内容に突入します。新人スタッフはいかに受け止めたでしょうか?
以下感想です。
整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・実習をして、どれだけ脱いだり、着せたりするのが難しいことなのかが分かった。
・身支度をすることで誰でも1日スッキリした気持ちでいられることが改めて分かった。だから、利用者さんに自分が着たい服を決めてもらったりすることが大切。
・外の気温や天気も服を着る前に知らせることが大切だと思った。
・誰かに歯を見せたり、磨かれたり、服を着せられたり、脱がせられたりするのは、利用者さんも一緒で抵抗があるから、その気持ちを分かってあげた上でやらせてもらうことが大切だと思った。
・1つ1つの動作声掛けをすることで、利用者さんも安心すると思うし、負担も減ると思った。
・衣服の着脱にも、手順や考え方があることを知れた。
・“脱健着患”の考えを基に着脱の実習を行ったが、利用者の体調や状態をきちんと把握しなければ、利用者自身に負担を掛けさせてしまうので、手順をしっかり頭に入れて、なおかつイレギュラーな状況に陥っても、臨機応変に対応できるようにしたいと思った。
介護に関するからだのしくみの基礎的理解介護の基本的な考え方
・利用者さんを知る前にからだのしくみを理解することもとても大切だと思いました。
・これから現場にでたら看取りをしていくと思います。その中で利用者さんの最期までどう亡くなりたいかとかを、ちゃんと尊重していきたいと思いました。
・介護をするのにボディメカニクスというのが大切という事が分かったから、利用者さんも自分も負担がかからないように技術面でも頑張っていきたい。
・これから看取りをする機会があると思うけど、利用者さん一人ひとりにそれぞれのストーリーがあり、こだわりもあるから尊重することを大切にして、しっかり話を聞いて、それについて深く考えられるようにしたい。
・自分で考える力があまりないから、想像力をしっかり持ち、解決策など色々なことを考える力をつける。
・体の仕組みは高齢者だけではなく、私たち介護者も把握しておくべき知識で、自分の健康すら管理することができないなら、高齢者の健康の管理もできないと思うので、例えば実際の、介護現場で使えるボディメカニクス等のテクニックを使って、支援を行っていけるようにしたい。
・身体のケアだけを行うのではなく、精神的・社会的にも良好な状態を目指せるように、ケアを行っていきたいと思った。
いいですね。
ボディメカニズムから一人ひとりに合わせての内容。成長が感じられますね。
つづく。