和が家の道(続編)

だいぶ(汗)時間を置いてしましました。。

さて、前回の続き。

2008年に「宅老所和が家」を立ち上げました。

なぜ宅老所か?

前回にも書きましたが、

施設ケアの限界を感じ自分が本当にやりたい介護をしようと決意しました。

やりたい介護とは?

きちんと目の前の人と向き合う介護。当たり前を当たり前にできるできる介護。

いい介護をしたいと強く思ったのです。

施設ケアには当時限界を感じていましたので在宅サービスを行おうと。

結果、憧れていた宅老所を自分でやってみようと。

宅老所とは?、介護保険前夜つまり80年後半から90年代にかけ、

措置時代(行政主導)の介護全般へのアンチテーゼで生まれた文化。

もっと簡単にいうと、施設完結型の介護ではなく、

困っている人たちをお節介な人たちが地域の古民家を中心に助け合った文化だと自分は認識してます。

定義はこれくらいにして、

自分のやりたい介護は、

困った人達を困った人にするのではなく全人的に受け止め主体性を認め共存していく場所作りを行うこと。

そして、家に地域に住み続けることができるようにしたい。つまりは在宅限界点を上げていくこと。

何よりも、みる側もみられる側も、個々人を大切にできる場作りを行うこと。

そんな想いで「宅老所和が家」の実践を行うと、日々時間が経つにつれ本当にこれが今まで行ってきた介護なのか?それとも新しい介護なのか?区別ができないくらいにお年寄りと自分たちの間合いというか関係というかが近くなり互いにダイレクトのつながり支え合う形が少しづつですが出来てきました。

それから時が経ち、その原型である「宅老所和が家」から現在に至るまで、

主体性を認め共存し合う地域づくりを行うべく、八つの事業所を立ちあげ在宅限界点を上げるべく毎年一つずつ成長し続け形にしています。

現在では、時代とともにニーズが変化すること受け、

宅老所和が家は、通所介護から小規模多機能に、そして和が家 日和、和が家間下の3カ所。

通所介護は、通常型の和が家新倉、機能訓練特化型のリハビリデイサービスwagaya、商業施設でのひかりサロンwagayaの3カ所。

訪問介護ステーションと地域密着型特定施設おはな和が家で地域の拠点となるべく活動をしています。