新年度研修12〜14日目
12日目 科目 老化の理解
13日目 科目 認知症の理解
14日目 科目 障害の理解
講師 宮下 千里
宮下講師は看護師で現在「じこぼう」小規模多機能型居宅介護の運営と実践を行なっている方です。
その経験を物語に分かりやすく、そして専門職としての奥の深さを教えていただきました。
老化の理解
・高齢者さんの人達は、老化につれ体が弱くなり、病気になりやすくなるんだと思いました。
・生活習慣病では、若い時からの食生活が、その病気になる事にもつながるといっていたので気をつけたいと思います。
・脈の正しい測り方を知れたし、どうゆう風にしたら分かりやすいのかを知れて良かった。
・利用者さんの体調を見るのには、体温、脈、顔色、呼吸など、色んな様子を見ることが大切だと分かった。
・水分は本当に大切だから、利用者さんは、もちろん自分達もこまめに、飲むようにする。
・人間は生まれた時から、必ず老化に向かって進んでいくから、他人事ではないと改めて認識した。
・介護職は医療系の仕事ではないが、利用者の健康を守るために、歯周病予防で歯を磨いてあげたり、嚥下力が弱まらないように口腔ケアを行ったりして、いかなければならないと感じた。
・支援を“してあげる”のではなく、人生の先輩方の支援を“させて頂く”心持で日々の仕事に臨みたいと思った。
科目 認知症の理解
・認知症は病名ではなく“症状”であり、アルツハイマーやレビー小体型など、様々な種類があることを学んだ。
・認知症の度合いによって、うまく発語ができなかったり、日常生活が不自由になってしまっているので、認知症の方との関り方を日々の実践の中で勉強して、尊厳やプライドを守りながら、接する事が出来るようにしたいです。
・認知症の方の行動の裏には何かしらの意味が隠れていることもあるので、行動を理解する努力をしていきたいです。
・私は1番お母さんやお父さんに、なってほしくない症状です。でも原因の中に生活習慣病もあると聞いて誰にでもなりうる症状なんだなと思いました。
・私たち介護人は、その利用者さんを中心になって考えて生活していかなければならないんだなと学ぶ事ができた。
・その人らしさの生活を出来るように沢山サポートしていきたいと思いました。
・認知症の方が起こす行動には必ず意味、目的があるから時間をかけてでも気づけるようにしたい。
・会話をする時は、正面で話すのではなくて、少しずれた位置で話すようにしたい。
・利用者さんよりも下で話す事を大切にしたい。敬う気持ちを忘れずに!!
胸より上で話すことをしないようにする。
・講師の方の経験がたくさんあってエピソードをたくさんはなしてくれるからすごく楽しかった。
科目 障害の理解
・障がい者の方にもプラス思考はとても大事な事だと思った。
・障がい者の方だけでなく、高齢者や病気の方、妊娠中の女性などいろんな人に役立つ者(スロープ、エレベーターを付ける等)が増えてきて良いと思った。
・誰でも社会に参加できるのは、その方のためにも、地域の方々にも良い刺激になりそうでもっと増えると良いなと思った。
・視覚障害・聴覚・平衡機能障害とかいろんなものがあって、難しいと思った。早期発見が難しいのもあるから少しでも、不安な事があったら伝えたり、聞いたりすることが、すごく重要になってくると感じた。
・何事も一人一人違うからその人らしい生活を送れるように、支援できるようにしていければいいと感じた。
・自分達は、自分の将来を、目の前の利用者さんに例えて考えた時、どういう介護をしたらいいのか、どういう支援をしたらいいのかとか考えるようになりました。なので沢山の介護力を身に付けたいと思いました。
・障がいを持つ方達の中には、身体的な障がいや精神的な障害など、一人ひとり異なるニーズを求めているので、障がい者の方が社会から切り離されないように、個別的に対応を行ってニーズに適したサービスを提供できるようにしていきたいと思った。
老化から認知症そして障害者の勉強とても奥深く今後もさらに理解を深めて行きましょうね。
つづく。