新年度研修22日〜29日目
科目 移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
講師 山岸 敏幸氏(わが家)
・1つ1つの動作で分けてやるのはその時にできても、全部まとめて、ベッドから車イスまでつなげてやるのは、分からなくなったり、混乱する時もあるから、しっかり整理する。
・何事も力づくでやろうとするのではなく、ボディメカニクスを意識する。
・車イスも視覚障害のある方でも、できるだけ段差がない所を通ったり、車道側を通ったり等、ちょっとした気遣いをしていきたい。
・自分より大きい体格の人の時は、より一層ボディメカニクスを使わなくてはならないので、自分も利用者さんも安心して、安全に介助できるようにしたいです。
・利用者さんに近づいて重心を低くして、基底面積を広くしてやっていかなくちゃいけないと思った。
・ベッドから車イスへの移乗も、車イスからベッドへの移動も手順をふまないと、利用者さんにケガを負わせてしまう可能性があるので、自分の足を使って、利用者さんの足を支えたり、利用者さんが傷つかないような工夫を自分で考えて、適切な介助を行いたい。
科目 食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
講師 松原 清志(和が家 日和)
・トロミを入れて紅茶や、ジュースを実際に飲んでみたが、味はうすくなっていたけど、飲みやすかった。
・高齢者の方の中には、嚥下障害によって、食べ物や飲み物をうまく飲み込めない方もいるので、介助する側は自分のペースではなく、相手のペースに合わせて食事のサポートをしていくべきだと学んだ。
・トロミをつけると、どんな感じになるのか、知れていい体験になった。
・食事介助をする位置などすごく大切で、利用者さんが辛くない体勢で、楽しく食事できるようにしっかり勉強もし、経験もつんでいきたい。
・食事は楽しいこともたくさんあるけど、その代わり危険な場面もあるから、気を配るようにする。
・食べる時も、自分のスピードに合わせてしまうと、相手が美味しく食べれないし、誤嚥をおこしてしまうので、配置に気を配り、利用者さんのペースに合わせ、食事摂取量に気をつけ意識していきたいです。
・食べる事を生きがいにしている方もいるので、毎日食事がその利用者さんに対して、いいものにしたいと思います。料理頑張ります!!
科目 入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
講師 東 孝雄氏(ふれあいの里)
・実際に入浴介助をしてみて、やる事がたくさんあるから、しっかり先の事を考えて行動したい。
・相手の事をたくさん知っていなければ、思うようにできないから、会話等たくさんして、安心して入ってもらえるようにしたい。
・浴室は水気を多く含んでいて、足元が非常に滑りやすい状態になっているので、利用者さんが転倒しないように、常に細心の注意を払って支えることが大切。
・片麻痺が右なのか、左なのか等、利用者さんが持つ障害の度合いによって、浴槽への入れ方等が変わってくるので、相手がどのような障害を持っているのかを把握して、一人ひとりに合わせた、入浴介助ができるようにしたい。
・実際に入浴介助の演習を行ったが、上手く介助することができなかった。演習の中で、感じたことは、やはり声がけは利用者さんの安全を守るために重要なことだし、声がけには信頼関係の構築が必須なので、利用者さんに信頼してもらえるように常日頃から対応していきたい。
・出来るところはやってもらって、介助側の人達はやっぱりコミュニケーションが大事だと思いました。早く入浴介助をやって自信をつけたいと思いました。
科目 排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
講師 東 孝雄氏(ふれあいの里)
・広いトイレだとまだやりやすいと思うけど、狭いトイレでやらなければいけない時が沢山あると思うから配慮してやりる。
・短い時間で、やることも利用者さんにとっては大切だから、慣れが必要だけけど、テキパキ出来るようにする。
・テキパキやるだけでなく、安心してもらえるように、体調を気遣えるように、自分にも余裕をもてるようにしたい。
・排泄は人間の羞恥心に関わる究極のプライバシーであって、たとえ障害があったとしてもその気持ちは変わりません。なので、私たち介護職がいかに利用者さんのプライドや自尊心を傷つけずに支援を行えるかが大切だと思った。
・トイレの中には狭い場所もあるので、周りの障害物や足元に気を付けて、常に利用者さんを支えることを忘れずに介助を行っていきたい。
・久しぶりに排泄介助をして、とても難しいなと感じ、パットをどのタイミングではずしたらいいかがとても迷いました。
・ベッド上での介助もやられる側ってこんなにも恥ずかしいんだなと思いました。利用者さんの立場になって気持ちを感じるのでその気持ちを忘れないようにしたいです。
科目 死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末介護
講師 宮下 千里氏(じこぼう)
科目 介護課程の基礎的理解
講師 松本 徳弥氏(かいご家)
・“死”のイメージが私の中で怖いイメージがあったけど、介護職では死は自然なものだし、その方の人生最後の舞台と言う事を聞き、看取りをする時はどきどきすると思うけど、利用者さんもマイナスイメージでいられるより、プラスでとらえられる人達に見送られたいと思うから、話を聞いて少しイメージが変わった。
・最後まで自分らしくいてもらえるようにするために、ケアを大切にしていきたい。
・一人の人間の人生の最期に生活支援者として、携わることができる介護職は、特別な職業だと感じた。
・今後看取りの場面にも立ち会うこともあると思うけど、決して看取りに慣れることなく、最後まで一人ひとりの人生に寄り添っていきたい。
・介護職は多職種連携、チームワークが非常に重要になってくるので、自分もチームの一員なんだという自覚を持って、利用者さんが少しでも自立できるようにチームケアを行っていきたい。
・亡くなっても声をかけてあげること、亡くなってもその人に尊厳があるということ。
・尊厳は、利用者さんがどうされたらうれしいかとか、どうされたら嫌かとか、一人一人の尊厳にそった介護をしていきたいです。